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お金をかけずに大都市を楽しむ。[パリ編]




お金をかけずに大都市を楽しむ。[ニューヨーク編]の続編で、今回はパリ!


2015年まで6年くらいパリに住んでたんですよね。実は。仕事でも2ヶ月に一回くらい行きますが、毎回高いなぁ・・と思うのですが。安く楽しくパリを満喫する方法をまとめてみました。

1)無料の美術館でアートを楽しむ。

第一日曜日はほとんどの美術館がただになります。


その他の日でもただの美術館は沢山あります。


リストはこちら

私が行ったことある中でおすすめなのはMaison de Victor Hugo.「レ・ミゼラブル」の作者のアパートが解放されていてただで入れます。場所もパリで一番美しい広場、と言われるPlace des vosges をアパート内の窓から見下ろすこともできます。


Place des vosgesをぐるっと一周回ると色々なギャラリーやお店もウィンドウショッピングできます。


詳しくはホームページにて。Maison de Victor Hugo

2)マカロンを食べるなら”Carette"

Place des vogesとTracadero, place des tertre に1店舗づつありますが、ここのマカロンがパリで一番美味しいと思います。ティーセットみたいなので小マカロンが5つ入って10ユーロだったか15ユーロだったか・・でも持ち帰りだと一つ2ユーロ10とお得。買ってplace des vogesのベンチに座って食べても◎。

3) 公園めぐり、ピクニック

パリの公園を回るだけでも十分綺麗な公園が沢山あります。天気が良いとパン屋さんでサンドイッチを買ったり、スーパーでハムやチーズ、フランスパンを買ってピクニックするのもパリっ子の楽しみ方。天気がいい日は隙間がないほどぎっしりピクニックをする人でうまります。


オススメの公園は


19区 Parc des Buttes-Chaumont

ディズニーランドのような感覚です。歩き回ってもとっても綺麗だし、ピクニックにも最適。

1区 Square du Vert-Galant

pont neufの橋から下に降りるとセーヌ川の辺りに小さな公園があって、そこからルーブル美術館が向かいに見えて、景色も綺麗だし、観光ボートが出発したり、通り過ぎたりとすごく楽しいです。(写真:Googlephoto)

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2区 Jardin du Palais Royal





こちらも街の真ん中にあるのにも関わらずあまり知られていなく。Palais Royalはルイ14世がベルサイユに宮殿を移す前に王室があった場所です。ルイ14世が幼少の時に溺れたという噴水もまだ存在します。芝生には入れませんがベンチが沢山あるので本を読んだり、ちょっと休憩したりにぴったりです。(写真:Googlephoto)

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4. 無料、もしくは格安で見れるお芝居を見に行く。

BilletReduc というサイトで格安でお芝居のチケットが手に入ります。

5ユーロ以下で検索すると29件ヒットしました。笑

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何度か友達とお芝居を見に行きましたが、日本に比べるとシアターの数も多くて、幅もあります。ダンスやミュージカルのようなジャンルとコメディが好きなのでそればっかり見ていました。子供用のお芝居も沢山あるので子連れでも楽しめます。

. お土産は蚤の市やマルシェで確保

お客さんが来ると、日本には無くて楽しい場所、というと蚤の市やマルシェがあります。

治安が良くないので、大きなカバンは持っていかないように!お金は分散して、例えばポケットに5ユーロを片方づつ入れて置いて、残りはチャックの付いているしっかりしたカバンに入れると良いと思います。


Marche aux puce de Clignancourtでは家具、お皿や食器、アンティークの物、ビーズ、服、本、なんでも売ってます。色々なセクションがあって1日では見切れないほどのお店があります。週末にお店が全部空いていますが、週の中に行ってもお店は全部空いていませんが雰囲気は味わえます。


私がいつもチェックしてしまうのはバカラのグラスやそれに似たデザインで切り細工の入ったグラスです。あとは本屋さんで昔のポスターや雑誌の表紙を見るのが好きです。

(写真:Dreamtime)

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. 教会めぐり

教会や大聖堂は入場料がかかりません。キャンドルに火を灯したり、最後に気持ちとしてお金を置いていく人もいますが基本的には無料で入れます。

オススメなのは


パリ1区: Cathedorale Notre dame de Paris(ノートルダム大聖堂)

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8区: L’église de la Madeleine (マドレーヌ教会)

18区: Sacre-Coeur, Montmartre (モンマルトルのサクレクール)


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サクラクールの前では天気がよければサッカーボールをポールで上手にパフォーマンスするお兄さんがいます。シャツを脱ぐとムキムキなのでそれも見所・・笑


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. 歩いて回る

何処を回っても基本的に綺麗なんですが、オススメなのはこの2ルート


1)セーヌ川のほとりを歩く

ノートルダムからスタートしてエッフェル塔まで1時間くらいで着きます。

その間に、ルーブル美術館、チュルリー公園、オランジェリー美術館、オルセー美術館、沢山の橋(パリの橋は綺麗です。pont des artsが愛の橋と言われていて鍵が沢山かかっています。)コンコルド広場、グラン・パレ、プチパレ、シャンゼリゼ、Pont de Alma (アルマ橋)まで歩くと、向こうにエッフェル塔が見えてきます。

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2)モンマルトルの散策

Place des tertreでは今でも似顔を書いている人や、絵を書いて売っている人が沢山います。小道を散策すると沢山のバーやレストラン、お店があるのでこのエリアは歩き回るだけでも楽しいです。サクラクールを下っていくとSaint Pierreという布屋さんが沢山あるエリアに辿り着きます。端切れを散策するのも一つです。(写真:googlephoto)

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3) Village St Paul

St Paulの駅からマレ地区の間にVillage St Paulという隠れエリアがあります。まるでタイムマシンに乗って100年くらい昔に戻った感覚でお散歩が楽しめます。週末にイベントや蚤の市などもやっているのでチェックすると◎ (Googlephoto)

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8. 適当にバスに乗ってみる

雨が降っていたらバスに乗るのもありです。


パリはメトロとバスのチケットが一緒です。数日滞在するなら1日券より、バラで10枚綴りを買ったほうが安いです。パリは結構色々近いので地下鉄やバス移動より4駅分だったら歩いて15分くらいなので1日券買っても結局そんなに使わなかった、ということが多いのでいつでも使える10枚券がお得です。


バス停にはどのルートに行くか地図もあるので、例えばエトワール広場(凱旋門の周り)をぐるっと回るバスや、セーヌ川をまっすぐ行くバスなど乗ってみて散策するのもありです。

パリのバスは2台繋がったバスが狭い道をぶつかるんじゃないか、という勢いで通るので中々迫力があります。凱旋門の環状交差点は信号無しで12本の道から車が入ったり出たりします。あちらこちらの方角から車やバイクが飛び出てくるので一度通ると忘れられない経験になります。

(写真:Lelombrik)


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. お酒はハッピーアワーで

ワインは安いんですが、ビールやカクテルが高いパリ。ハッピーアワーだと通常8−9ユーロするお酒も半額近い5ユーロで飲めます。何処のカフェにもハッピーアワーのメニューがあるのでチェックしてみるべき!


Canal St Martinのエリアにはバーもカフェも多く、川沿いのカフェで一杯飲むか、Marais地区にもバーが沢山あるのでオススメです。


10. 本格アジア料理を格安で食べよう!

フランス料理ももちろん美味しいですが、パリでは多国籍料理も楽しめます。美味しいレストランを見極めるコツは、歩き回ってみて人が沢山入っているなら有名店、です。

10区にはインド料理、インド人街があって、レストランだけでなく食材店も至る場所にあります。日本で食べるインド料理はほとんどが北インドのお肉の入ったカレーが多いですが、昔フランス植民地時代があったパリのリトルインディアは南インド料理が中心です。ベジタリアンのレストランも多くて、お肉が入っていないとは信じられないようなコクがあって美味しいです。


この巨大クレープはDosaという料理で中にジャガイモのカレーが入っています。Gare du Nord(北駅)周辺には沢山のレストランがあるので是非試してみてください。

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13区は中国とベトナム、タイ料理。旧正月にはパレードも行われます。Bellevilleも第二のチャイナタウンと言われていて中華料理店が沢山並んでいます。日本食が食べたくなったら2区のRue St Anneに行くと、お寿司だけでなく、居酒屋や定食屋が並びます。

値段も10ユーロ出せば立派な夕飯が食べれるのでオススメです。


(Google photo:左はベトナム料理Pho14(13区)。右はリトルインディア(10区)

さいごに

パリに住んでいるというと、エレガントで豪華な生活を想像しますが、実際はお給料も少ないし生きていくので精一杯、という感じでした。価格が高騰しているアパート代を引くと生活費は共働きでも毎月カツカツ。そんな中でもパリにはお金無しで遊べる場所もご飯屋さんも沢山あります。

決してシャンデリアキラキラの豪華な場所ではありませんが、本当に世界各国の人が住んでいるので色々な料理や文化が楽しめます。そんなちょっとディープなパリも楽しいですよ、という日記でした。

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