どのようにしてフランス語を学べばいいのでしょうか?

フランス語は英語学習に比べると選択肢が少ないので、日本で学ぶにはハードルが高い言語です。
一番確実なのはフランス語教室に通ったりフランス語の先生の個人レッスンを受講する事ですが、フランス語の学校は政府の支援するアンスティチュ・フランセは日本に5都市しかなく、東京、横浜、大阪/京都、福岡に住んでいないと通えません。個人レッスンも先生を見つけるのに苦労しますし、値段も高くなります。
その時に便利なのがオンラインフランス語学校です。
自宅で自分の好きな時間に、好きなだけレッスンが受講できる、そんな夢を実現してくれたオンラインフランス語学校。日中や夜にもレッスンが受けられるので仕事をしている方も、シフトで仕事をしている方、短期集中で上達したい方、全てのニーズにあうようにレッスンが受講できます。
以下、5社のオンラインフランス語講座を比較してみました。
① ル・フランセ・シック
ウェブサイト
https://www.lefrancais.jp/cours-en-ligne/
基本情報
レッスン時間 :25分、又は50分
キッズクラス:特になし
料金:1180円から〜2480円 (月謝か年単位の支払いも可能)
年単位で購入すれば1レッスン1180円まで下がり、1年の間に使い切れば良い。
メリット
講師がネイティブのフランス人
講師が高学歴である
日本語も少し話せるので分からない所も対応可能
年間コースは自由にスケジュールを選べるので、忙しい時はスキップ、休みの間にレッスンをまとめて受講するなど融通が効く。
別途、文章の校正や翻訳サービスもやっているので、留学書類、履歴書、スピーチやプレゼンなどの手直しもお願い出来る(別料金)
② アンサンブルアンフランセ
ウェブサイト
基本情報
レッスン時間:30−50分
キッズクラス:あり
料金:1500〜2500円、仏検対策(50分:4000円)
短期集中コース:あり。短期間に上達するために月に20−30レッスンの受講が可能。料金も一回2400円とお得!
メリット
講師が全員ネイティブのフランス人かバイリンガルの日本人。
講師歴一年以上の経験を持つ。
講師の数がとても多い。
1人の先生だけではなく、色々な先生から学べる。
予約とキャンセルは授業の12時間前まで可能
授業のコマ数も多い
時間からレッスンが選べる、講師からレッスンの予約も出来る。
留学サポートのシステムもある。(ビザの手配サポート等)
全てオンラインで予約、決済も可能
③ フレンチファスター
ウェブサイト
基本情報
レッスン時間:25分 (2回使って50分のクラスにも出来る)
キッズクラス:あり
料金:月4,900円〜、1回930円〜
試験対策: あり
メリット
講師がモーリシャス在住なので料金設定が安め。
モーリシャスは元フランス領である上、英国領だったので講師は皆、英語もフランス語も話せる。
モーリシャス島で話すフランス語とフランス本土で話すフランス語の発音の違いはほぼなし。
入会金、基本料、テキスト料金なども0。レッスンの金額だけが反映。
④ フランティア
ウェブサイト
http://www.frantiere.com/index.php
基本情報
レッスン時間:25分
キッズクラス:特になし
料金: 一回 386円~
試験対策: 特になし
メリット
チュニジアやモロッコの元フランス領の講師を使う事で格安レッスンが可能
1ヶ月有効の回数券か、1年有効の回数券が選べる
時間もコマ数も自由に選べ、深夜のレッスンも可能
⑤ ECCオンラインフランス語レッスン
ウェブサイト
https://online.ecc.co.jp/language/french/
基本情報
レッスン時間:25分、予習は30分前から可能
キッズクラス:特になし
料金:月8,200円〜 1回4100円
メリット
スカイプを使わない、ECC独自のシステムの開発。
スカイプでの問題、通信遮断等の問題が起こらない
ECCの独自システムでは、先生の顔とテキストを同時に表示出来る。
ネイティブの講師かバイリンガル日本人の講師から選べる
予習の時間でアプリを使った自己学習の後にレッスンに入る。
簡単なテストで体験レッスンの前に語学力チェックが出来る。
その他にも、自宅で出来る自主練!
フランス語で一番重要になってくるのが発音練習です。フランス語は発音がとても重要になります。いくら上手に話せるようになっても発音がきちんと出来ないと下手だと思われてしまいます。その逆で、発音が上手に出来るとあまり話せなくても話せる印象が残せます。
フランス語の発音練習、ワンポイントアドバイス
1) 呼吸を意識するしながら発音練習をする。
日本語を話す時には手を口の前にあてても息はあまりかかりません。フランス語は息を沢山吸って吐きながら話す言語です。呼吸の方法を変えるだけでもグッとフランス語の発音に近づきます。
2) 録音して自分の発音を聞いてみる
レッスンやネイティブの人が発音する文章の後に続けて自分の声を録音してみましょう。どの発音に問題があるか自分でも確認できるようになります。
3) 日本語にないRの発音を練習する
フランス語のRの発音に苦戦する日本人が多いです。日本語にはない発音なのでとっておきの練習法を紹介します。
まずはコップに水を入れてうがいをする要領で少量の水を口に含みます。
うがいをする”ガラガラ”というこの喉の動きが、フランス語のRの動きなのです。
うがいをしながらRがある単語を繰り返し練習してみましょう。*水を含みすぎないように注意してください。少量の水で大丈夫です。
フランス語ができれば、自分の世界が広がる
フランス料理、ファッション、ワイン、チーズ、凱旋門やエッフェル塔、パティシエ、フランスパン、何をとってもお洒落で憧れの国、フランス。フランス語は世界一美しい言語と言われるくらい世界中の人から愛されています。
フランス語は英語に比べると発音も読み書きも、文法も難しいので初級クラスで断念してしまう人が多いですが、実は英語と同じくらい、もしくはそれ以上のメリットがあります。フランス語を話せたらどういうキャリアに役立つのか、具体的なメリットと、どうやって勉強したら良いかなどを取り上げてみたいと思います。
フランス語を勉強するメリットとは?
1)フランス語を話す人口が多い。
フランス語を公用語としている国は世界に29カ国あり、フランス語人口は2億6千万人にもなります。日本語を話す人口の約2倍です。
アフリカ大陸の半数はフランス語を公用語としています。
その上フランス語は英語よりアクセントの幅が少ないです。イギリス英語、アメリカ英語やインドで話す英語は同じ言語でも発音やアクセントが全く違って理解するのが困難ですが、フランス語では訛り、発音やアクセントの幅が少ないのでほとんどの国で話すフランス語が理解できる、ということになります。
フランス語を話せると英語圏だけではなくこういったアフリカの国と仕事ができたり、カナダ、スイス、ベルギー、ルーマニアなど、フランス語が公用語の国で仕事が出来るチャンスが広がります。例えば国連の本部はブリュッセルで、フランス語が公用語の都市です。
2)ファッション、食、アートなどの最前線で学んだり仕事が出来る。
フランス語が喋れる事で学びや仕事の場も広がります。フランスでは大学、大学院、修士号まで公立の大学であれば学費がほとんどかかりません。(年間500ユーロ程度)。ヨーロッパの歴史や美術、哲学など日本ではメジャーではない科目も沢山あります。
ワーホリでビザを取って、パティシエやパン職人の修行をしにフランスに渡る人も多いですが、一番のネックは言葉の壁です。日本人は働き者なのでフランス語が流暢でなくてもぜひ雇いたいというオーナーさんも多いです。
最近パリで話題のレストランは日本人シェフのお店も増えてきました。日本食もそうですが、フランス料理に日本のアレンジが入ったもの、懐石料理のように素材を活かした美しい料理を出すお店が今人気が出ています。
アートも日本よりも認知度も高く、アーティストとして生きていく人も沢山います。学生や26歳以下は美術館無料か割引、収入が無くても政府からの補助金が出る制度などもありますのでアーティストとしてやってみる、という選択肢も出てきます。
3)英語よりも発音が規則的
フランス語の発音をマスターするのは難しいですが、読み方をマスターするのは英語よりも規則的なので楽です。正しい読み方と規則さえマスターすれば知らない単語でもすんなり発音する事が出来ます。スペリングも不規則な英語に比べるとマスターしやすいという利点があります。
4)英語と同じ単語が多いため、フランス語を学ぶ事で英語も上達する。
フランス語の単語と英単語は同じ物が多いです。発音やイントネーションが違うだけで意味は一緒、という単語が全体の約27%にものぼります。英語のネィティブスピーカーからしたらフランス語は一番学びやすい言語(英語に一番近い言語)だそうです。フランス語を学ぶという事は、結果的に英語の上達にも繋がる、ということになります。
5)日本人でフランス語を話す人が少ないからランクの高い仕事を手に入れる事が出来る。
英語学習をする人口が多いのに対して、フランス語を話す日本人が少ない分、仕事に繋がる可能性も高いという意味です。英語だけですと話せる人口が多く、競争も高くな理がちですが、履歴書にフランス語が乗るだけで仕事の幅も広がりますし、競争が少ない分仕事が決まる可能性も高いです。
#学ぶ #フレンチ #勉強法 #学習 #オンライン講座 #フランス語