
とうとう先週会社の登録が完了しました!!
業者に払いすぎたのか?とちょっと不安だったんですけど、蓋を開けてみたら
会社名入りの箱
会社名のスタンプ (丸と四角)
会社のシール(sealという公式の文章にスタンプすると紙がくぼんで凹凸で会社名が浮き出る)
株式証明
株数変更の為の証明用紙
銀行口座を開けるための用紙をまとめた冊子
会社概要?冊子が17冊(これは株主が増えたりした時のサインしてもらう冊子。)
などなど。こんな旦那の考えたダジャレみたいな会社名じゃなくてもっと真剣に考えれば良かった・・・って後悔した瞬間。
次の、そして最終の難問は銀行口座を開けること。
個人名義の口座は開けたんですけど、それでも旦那は一ヶ月くらい苦戦してました。
こちらの大手銀行HANG SENG BANKで開けたんですが、うちの旦那はアメリカ人。そもそもアメリカ人が海外で銀行口座を開ける場合、嫌がられます笑
アメリカの税務署(IRS)が銀行に口座情報などを求めた場合、銀行側はそれを開示する義務があって、よほどのお金持ちじゃない限り一般アメリカンはどこの銀行でも嫌がられます。
旦那が一ヶ月かかってようやく開けた口座、私は1日で開きました。笑
でも口座を開けるときに、「旦那さんの本籍で登録しちゃっていいよね?
うち、日本人とはビジネスしないから」って言われました。私1人で言ってたら開かなかった可能性大です。。
そのHANG SENG BANKも実はあの大手HSBCグループの傘下。
マネーロンダリング事件で厳しくなったのもあってとにかく銀行口座を開けるのものすごく厳しくなってます。なんせ、香港って会社自体開けるのは簡単で、脱税や違法に使われるのを恐れているんでこんな小さな、お金も借りないであろう、口座があれば満足できる私みたいなのがとばっちりで”怪しいかも”と判断されているんでたまったもんじゃない。
ちなみに、銀行口座を開ける際に必要な書類は
香港ID
パスポート
香港永住者でなければ本籍の住所(免許証とか)
香港の住所証明(電気・ガス・水道の請求書)
ビジネスの銀行口座はこれに加えて
例の業者が作ってくれた「これで銀行口座を開けてくれ」パッケージ。
すでに基盤になるビジネスが存在すれば契約書等。(これは当日の朝に作りました・・)
書類も揃ったところで、次は銀行選び。
私が参考にしたのは
口座に入れておかないとペナルティになる額
保険の良さ です。
1の額は銀行によってだいぶ違って
例えば
HSBCは500,000 HKD (680万)月の平均がこの額を下回ると月1000-2000円とられる。
HANG SENGは50,000 HKD (68万)月の平均がこの額を下回ると2000円
BANK OF EAST ASIA は10,000 HKD (13万6千)月の平均がこの額を下回ると680円
BANK OF CHINA はミニマムなし。
CITY BANK は10,000だけど月の平均が下回ると400 hkd (5400円!)
STANDARD CHARTERは10,000 HKDで平均以下だと1370円
この会社はあくまでも「私がヨーロッパの会社で支払われていたお給料を香港でもらうための会社」なのでそんなにお金入ってこないよ。笑
これを踏まえて、3.BANK OF EAST ASIA か6.STANDARD CHARTERにしようと思いました。
なぜ4.Bank of Chinaにしないかというと、中華人民共和国の中央銀行なのでいつ何が起こるかわからないし、海外に送金とかめっちゃ厳しいと思うので。
そこで2.保険の種類。
こちらの病院のシステムがいまいち分かってないんですが。
日本でいう「国民保険」は職場から支払われるんですけど私と子供は扶養に入れないらしくて自分でプライベートの保険を探してください、って言われました。
カバーする内容も良かったんですけど、個人口座を開けたHANGSENGは保険料が月5万くらいのものしかなくてまだ決めきれてません。
だって子供、香港ついてからもう2回医者にかかってるんですけど、(保険でカバーされてませんよ?)一回2000円くらい。
それなのに月5万払わせようとしている?軽く詐欺じゃない?
しかも出産も国立病院とかだと400HKDって5400円で産んで入院して帰ってこれるらしい。
なので。同じ金額を払うならBank of East Asiaのトラベラー保険、という盗難、飛行機の遅延や現地の病院、ワールドワイドにカバーしてくれる保険がいいかな、と思い、
会社用の銀行口座はBANK OF EAST ASIA (略 BEA銀行)に決定!
決定して、書類も持ち込みしたのが先週の金曜日。
これから審査。
すでに「審査費」4000円ボッタクられたんですけどね・・・
これで開かなかったらただ4000円が無駄になった、という日記になるんですけどね。
ソース
http://www.guidemehongkong.com/incorporation/banking/hong-kong-corporate-bank-account-opening